ファミリータイズ(Family Ties) は1982年から1989年まで7シーズン、全176話が放映されヒットしたアメリカのテレビドラマシリーズ。 キートン家のドタバタ劇を描いたシチュエーション・コメディ(シットコム)。このドラマはアメリカ合衆国における文化の端境期、すなわち1960年代・1970年代のリベラリズムから1980年代の保守主義への転換という社会現象を反映している[1]。具体的には、元ヒッピーでリベラリストの両親と、共和党を熱烈に支持する長男アレックスという対比、すなわち「年長者より年少者の方が保守的」という一風変わった状況が、コメディの基調のひとつとなっている。 アレックス役を演じたマイケル・J・フォックスは、このシリーズでエミー賞のコメディー部門主演男優賞を1986年から3年連続受賞した。